KAFFEEFORM. | カフェフォルム

 

カフェフォルムはドイツ・ベルリンの若手インダストリアルデザイナーであるジュリアン・レヒナー氏が手がけた、エコでサスティナブルな全く新しい素材であるKAFFEEFORMカフェフォルムを使用したコーヒーカップを作っているブランドです。

 

 

廃棄される「コーヒー抽出かす」で作ったサスティナブルな
コーヒーカップ&ソーサーKAFFEEFORM

 
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デザイナーのJulian Lechner(ジュリアン・レヒナー)氏は、イタリアでプロダクトデザインの勉強をしている中、毎日カフェやレストランで大量に消費されているコーヒーの「抽出かす」が捨てられているのを見ているときに、これをいままで見たこともない材料に変身させるサステイナブルなアイデアを思いつき、再利用素材からモノづくりをする[KaffeeForm]プロジェクトをスタートさせました。ドイツ人1人あたりの年間コーヒー消費量は6.5kgで世界第3位(ちなみに日本は世界第4位)。環境先進国のドイツならではのリサイクルへの想いはこうやって実現化していくのでした。

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ようやく完成したカフェフォルムのカップ&ソーサーは、またたく間にさまざまなメディアやカフェで取り上げられました。一つのカップが作られるまでは約5週間ほどかかります。原料となる「コーヒーの抽出かす」は、すべてベルリンのカフェから提供されています。週3回、ジュリアンはこの革新的な製品を生産するためにベルリンのさまざまなカフェから原料となる「コーヒー抽出かす」を収集し続けています。

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僕がいま一番作りたいのは、タンブラー。2017年から、ベルリンでは持ち帰り用の紙コップに課税がされるので今後もっと環境への意識が高まるはず。ベルリンから世界へ影響を与えられるようになりたい。